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夏特別保育事業 H27

夏休み特別保育事業

 今年も小学生を対象に夏季休業中(平成27年7月17日から8月28日)の特別保育の受け入れを始めました。
 勉強やスポーツ、レクリエーションなど集団活動のほかに、企業見学、集団クッキング、美術館での紙粘土レリーフ作り、藍染体験等のイベントを予定しております。

館林美術館見学

【動物レリーフを作る児童たち】
群馬県立館林美術館へ行って「リサ・ラーソン展」を鑑賞してきました。スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンさんが、グラフィックデザイナーの娘ヨハンナさんとの共同製作で生み出した様々な動物のキャラクターを前に、児童たちは目を輝かせていました。リサ・ラーソンさんが毎夏を過ごすサマーハウスのアトリエも紹介されており、子供たちは北欧の自然豊かな生活スタイルについても学ぶことができました。
 展示を見学したあとは、アトリエにて「粘土で作るリサ・ラーソン風動物レリーフ」作りを体験させていただきました。講師の齊藤由紀子さんの説明を聞きながら、リサ・ラーソンさんの動物作品のシルエットを使って、紙粘土でレリーフを作り、できた動物型にヘラなどを使って顔を描いたり、模様をつけたりします。最初は戸惑っていた児童たちも、美術館のスタッフさんの手厚いサポートにより、順調に作業が進み、全員がとても素晴らしいレリーフを作成することができました。最後に講師の齊藤先生からの「楽しかったですか」という質問に、全員が笑顔で「楽しかった」と答えていたのが印象的でした。今日の作品には後で、児童のみんなに色を付けて貰ってから、家に持って帰ってもらおうと思っています。
 館林美術館の齋藤先生をはじめ、スタッフの皆様、ご協力いただきどうもありがとうございました。

藍染め体験

【染めたハンカチを洗濯する児童たち】
 お隣の埼玉県にある藍染めのふる里 武州中島紺屋に行ってきました。
 ここでは藍の染め場を見学して、実際に自分で染めてみる「藍染め体験」ができます。
  まず
最初にビデオ『藍染の基礎知識』を鑑賞。
 次に.講師の方の指導を受けながら、輪ゴムを使った絞り染めの実習。
 最後に染め実習と洗濯です。
 児童の皆さんは藍染めを見るのも染めるのも初めての体験のため、非常に興味津々。
 講師の方の説明を聞きながら一生懸命作業をしていました。
 藍で手を藍くしながら染めたハンカチを開くと同時に目に入る美しい模様。
 児童たちの目が輝きました。
 そこには1人1人の個性が、模様となってハンカチに表現されています。
 同じものは絶対に作れない世界で一つのハンカチ。
 児童たちの宝物として、特別保育での体験と共に大事にして欲しいです。
 やさしく指導してくれた中島紺屋の皆様、ご協力ありがとうございました。

大正製薬羽生工場見学

【説明を真剣に聞く児童たち】
今年の工場見学は羽生市にある大正製薬にお願いして、「ファイトいっぱーーーつ!」でお馴染みのリポビタンDの製造工程を見学させていただきました。
 最初に会議室で工場長さんから概要の説明があり、羽生工場では東日本に出荷する製品を製造していることや、その数は1日で約200万本というようなことを教えていただきました。児童たちは「そんなに飲みきれない」と、とても驚いており、「時間はどれくらいかかるの」等の質問をしていました。
 次に工場へ移り実際にビン詰めの様子を見学させていただきました。工場内はリポビタンDの香りがしており、児童たちは「あまい香りがする」と楽しそうでした。数多くのビンが次々に運ばれて来る様子に児童たちは大興奮。特に飲料をビンに詰める機械や、ものすごい速さでビンにラベルを張り付ける機械の前では目を大きくしてずっと見ていました。ほかにも工場の中には様々なロボットが働いており、その正確な動きを目で追いながら「すごい」と関心をもっているようでした。
 羽生工場さんでは地域とのつながりも大切にしておられるということで、ゴミを減らす工夫や、工場から排出する水を田んぼに再利用するなどの説明も非常に勉強になりました。
 今回、児童たちの身近な製品を作る過程を学ぶことができ、とても貴重な体験をさせていただきました。お店で大正製薬さんの製品を見かけたときは工場見学のことを思い出して、ここで学んだことを家族や友達に話してほしいと思います。
 羽生工場の皆様にはご協力いただき、大変ありがとうございました。

特別保育事業を終了いたしました

 昨年に続き夏休み期間中における児童の健全な成長促進のために、特別保育事業を実施させていただきました。 
 今年で3年目になりますが、内容については今までと同様、勉強をしたり、一緒にレクリエーションをしたり、児童たちが夏休みを有意義に過ごせるようなサポートをさせていただきました。 
 具体的には、「読書感想文」「絵手紙」「標語」「ポスター作成」等夏休みの宿題の手助けや、「調理実習」として、みんなで昼食のカレーを食べたり、集団レクリエーションとして「ドッチビー」や「輪投げ」をしたり、館林の市民プールで泳いだりしました。
更に今年は、館林美術館さんのご協力を得て、紙粘土での『リサラーソン風レリーフ』の作製をしたり、中島紺屋さんのご協力による『藍染め体験』や、向井千秋記念館での『スーパー紙飛行機づくり』参加、昨年に引き続き、邑楽町ミートセンターでの『ウインナー作り体験』など、児童が体験できるイベントを多く企画させていただきました。
 
また、隣の羽生市にある『大正製薬羽生工場の見学』では、身近な製品の作成工程を見学させていただき、児童たちも大変勉強になったことと思います。
 
特別保育が始まった初日は、賑やかでまとまりがなかった児童たちでしたが、様々な体験をするなかで、自然と上級生が下級生の面倒を見たり、下級生が上級生を頼ったり、学年を超えた仲間意識が芽生えたように思います。最終日には、先生が話をすると、みんなが静かに注目できるようになり、児童全員の成長を感じることができました。
 本会の特別保育事業を利用された児童の皆さんには、これから先も、ここで学んだ多くのことを忘れずに大きく成長していってほしいと願うばかりであります。
 最後に、本事業の開催にあたり、児童の見守りに協力してくださいました町民の皆様及びボランティアの皆様、並びに、快く見学を受け入れてくださった各施設の皆様には、厚く御礼申し上げます。


  【協力先一覧(順不同・敬称略)】

 明和東小学校

 明和西小学校

 明和町立図書館

 明和町ボランティア連絡協議会

 城沼市民プール

 県立館林美術館
 館林市子ども科学館

 中島紺屋
 大正製薬羽生工場

 邑楽館林ミートセンター

社会福祉法人
 明和町社会福祉協議会

群馬県邑楽郡明和町新里311-3
TEL.0276-84-4013
 FAX.0276-84-4904

  1. 社会福祉を目的とする事業の企画及び実施
  2. 社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助
  3. 社会福祉を目的とする事業の企画及び実施目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成
  4. 社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業

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