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夏特別保育事業 H26

夏休み特別保育事業

 今年も小学生を対象に夏季休業中(平成26年7月18日から8月28日)の特別保育の受け入れを始めました。
 勉強やスポーツ、レクリエーションなど集団活動のほかに、企業見学、集団クッキング、美術館観覧、版画作り、木工作等のイベントを予定しております。

群馬県立館林美術館へ行って来ました。

【多版木版画体験を楽しむ児童たち】 
群馬県立館林美術館へ行って「夏休み!いきもの図鑑」を鑑賞してきました。西洋の博物図譜、『広辞苑』『ファーブル昆虫記』などの挿絵や絵本、エビやカニの鮮やかな細密画から空想上のいきものなど、様々ないきものの世界を前に、児童は目を丸くしたり、笑ったり、怖がったりしていました。なかでも、『広辞苑』の挿絵を虫眼鏡で見るコーナーに児童は一番興味を示したようでした。また、樹脂を重ねながら描いた金魚も「本物みたい」と驚いていました。いきものの観察によって、自然と人間の親密な交流について学ぶことができたようです。
 展示を見学したあとは、今年もアトリエにて「多版木版画摺り体験」に参加しました。今年は夏をイメージする4つの見本の中から一作品を選んで版画を刷る内容で、去年参加した児童も新鮮な気持ちで版画を刷ることができたようです。完成した作品について聞くと、「お母さんに見せる」や「あとで額に入れて飾る」と嬉しそうに話していました。

城沼花ハスまつりを見学してきました。

【遊覧船から花ハスを見学する児童たち】
城沼花ハスまつりへ行って、遊覧船に乗り、花ハスの見学をしてきました。 太陽がギラギラと照っているなか、ハスをかき分け進む船上での風が気持ちいい日でした。児童の顔よりも大きな緑の葉が生い茂るなか、すき間からのぞくピンク色の花が、とても優雅に咲いていました。花ハスの数を児童に数えてもらったところ、250個まで数えたところで「数えきれないほどたくさん」になってしまいました。また、「先生シャワーがある」という声の方を見ると、そこにはハスの種が。たしかにシャワーに見えます。児童たちはそれぞれ、ハスに対するイメージを膨らませて楽しんでいるようでした。遊覧船からの花ハス見学のあとは、象鼻杯体験をしました。象鼻杯というのは、ハス葉を茎の途中で切り落として、葉の真ん中に飲み物を注ぐと、茎の中を通って茎の切り口から飲み物が出てくるので、それを飲むことをいいます。その姿が象の鼻に似ているので、象鼻杯というそうです。児童のみんなは、お茶やスポーツドリンク、炭酸水をいれて象鼻杯を飲んでみました。茎の先を真剣にチューチューしながら、「おいしい」「おもしろい」と言って喜んでいました。特に炭酸水は、ハスの茎を通して飲むと、炭酸が抜けて、ただの甘い水になっていると児童は驚いていました。暑い日(この日は全国一の暑さ)でしたが、暑さ以上に思い出に残る体験になったと思います。

つみき堂さんに木工製作を習いました。

【木の形を選ぶ児童たち】

町内でつみ木を主に木のおもちゃなどをつくっている『つみき堂』の松本さんにご協力いただき、「木のオリジナルストラップ製作体験」を行いました。児童のみなさんには、まず、基礎となる木を選んでもらいます。松本さんが用意してくれたストラップの形状は、「まんまる」、「ハート」、「ほし」、「ねこ」、「ユニフォーム」など多数あり、児童は形を選ぶのに目を輝かせていました。木を選んだら、次は電気コテで模様を付けます。コテの先は高温になるため、注意が必要です。職員が安全を考慮しながら、慎重に作業を行いました。児童のみなさんは、初めて使う電気コテと木の焼けるにおいに最初は四苦八苦している様子でしたが、少しすると、器用に思い思いの模様や文字を木に描いていました。模様を入れたら、色鉛筆で色を塗って完成です。最後に松本さんに鈴と紐をつけてもらい、世界に2つとない素敵なストラップが出来上がりました。また、残った時間で「木のコマ」も作成し、自分で模様を描いたコマが、回転するとどんな色に変わるのか、楽しみながら色の勉強をすることができました。ご協力していただいた『つみき堂』の松本さんには、誠にありがとうございました。

ひょうたん絵付け体験の準備をしました。

【ひょうたんを洗う児童たち】

明日は「ひょうたん色付け体験」をします。今日はその下準備ということで、児童のみんなとひょうたんを洗って、ヤスリで磨きました。
 根気のいる作業ですが、児童のみなさんはとても面白がって作業をしていました。「明日はこれにどんな絵を書こう」とか頭のなかでイメージを膨らませながら作業をしている児童もいるようでした。どんな作品に仕上がるか楽しみです。

ひょうたん絵付け体験をしました。

【ひょうたんに絵付けをする児童たち】

今日は、昨日準備したひょうたんに色をつけて、オリジナルひょうたんを作りました。このひょうたんは町内在住の薗田悦彦さんからご寄付いただいたものです。大きなもの、中くらいのもの、小さいもの、様々なひょうたんを多数いただきました。好きなひょうたんを児童に選ばせたところ、大きなひょうたんに人気が集中するかと思いきや、敢えて小さいものを選ぶなど、それぞれの児童の個性が出てきます。ひょうたんに塗る塗料は普通の絵具ではなくアクリル絵の具が良いということなので、アクリル絵の具と筆は児童全員に用意しました。児童のみなさんは画用紙とか平面で書くことは慣れていると思いますが、今回はひょうたんという立体的な曲面です。初めての体験に驚いたり、面白がったりして、様々な模様を描いていました。出来上がった作品を見ると、ひょうたんを人に見立てて色を塗ったものや、かぶと虫とか好きなものを書いたものや、招き猫風に色を塗ったものと多種多様なデザインの作品が出来上がりました。児童たちはとても気に入ったようで、大事にかかえて家に持って帰りました。ひょうたんをいただきました薗田さんには、ご協力いただき、本当にありがとうございました。

ブルドックソース工場見学にいってきました。

ビデオでソースの作り方を学ぶ児童たち
館林市にあるブルドックソース工場を見学してきました。
 当日は21人の児童が参加し、普段はなかなか見ることができない製造過程等を見学することができました。
 児童にとってもお馴染みのソースですので、みなさん興味津々の様子で説明を聞いていました。館林工場では国内だけではなく、国外に向けても製造しているそうです。児童からは「国内・外で違いはあるのか?」「何本くらい作っているのか?」などと質問がありました。
 その後、清潔な見学着を着用し、丁寧に手を洗ってから工場に入ることができました。工場に入るためには何重もの衛生管理チェックがあり、食品管理に対する厳しさも肌で実感しました。
 工場内では空の容器にソースを入れ、ラベル貼り・箱詰め・製造記録をする一連の流れを見学しました。児童は大量に積み上げられた空の容器の本数を聞いて驚き、出来立てのソースを触ってその暖かさにまた驚き、と興奮が収まらない様子でした。特に出来上がったソースが段ボールに詰め込まれる機械の前では、あっという間に箱詰めされるソースを食い入るように見つめていました。この日も館林市が全国一の暑さとなりましたが、工場の中も40度以上の温度管理となっており、額に汗しながら一生懸命学んできました。

手作りウインナー体験をしてきました。

【手作りウインナーに笑顔の児童たち】

今年も邑楽館林ミートセンターへ行って「手作りウインナー体験教室」に参加して来ました。昨年と同様に筑比地先生の指導のもと、お肉の下ごしらえから始めて、味付け、腸詰の体験をしました。昨年参加した児童は、やり方を覚えていて、初めて参加する児童に「こうやるんだよ」とアドバイスしながら仲良くウインナー作りをしているのが印象的でした。今回は時間の関係でその場での試食はできませんでしたが、家に持って帰って食べた感想を聞くと「とても美味しかった」「親戚にも配って食べたよ」とみなさん高評価でした。邑楽館林ミートセンターの対比地先生には大人数にもかかわらず、快く受け入れていただき、ご協力ありがとうございました。

夏休み特別保育事業を終了いたしました。

 今年も夏休み期間中における児童の健全な成長促進のために、特別保育事業を実施させていただきました。
 昨年に引き続き、社会福祉会館内に実施場所を設置し、勉強ももちろんですが、人としての基本となる「あいさつ」、「人を思いやる心」自分を成長させる「自立心」、[向上心」など、人として生活する中で基礎となることやマナーも教えさせていただきました。 
 具体的には、「読書感想文」「絵手紙」「標語」「ポスター作成」等夏休みの宿題のサポートはもちろん、「調理実習」として、みんなで昼食のカレーを食べたりしました。また、今年からの新たな試みとして、町民の方にご寄付いただいたひょうたんに絵を書いての作品作りや、町にある『つみき堂』さんにご協力をして頂いての「木のストラップ」や「木のコマ」の作成など「自由研究」のヒントになるような工作も企画してみました。さらに、『明和町ボーイスカウト団』のご協力を得て、日常生活に役立つロープ結び教室など行い、児童の皆さんが、楽しみながら様々な知識を学習していただけるような内容を計画させていただきました。
 次に、「体験・感動」をモットーとして、近隣の様々な行事参加及び施設見学も企画させていただきました。『県立館林美術館』のご協力により、今年も多版木版画摺りを体験したり、遊覧船に乗車して、城沼の花ハスまつりを見学したり、ミートセンターへ行ってウインナーを作ったりと様々な「体験・感動」をしていただけたと思います。特に『ブルドックソース館林工場』のみなさんには、お忙しいなか、無理を言って工場見学をさせていただき、心から感謝しております。
 夏休み26日間という限定された期間ではありましたが、初日にバラバラに並べられていたトイレのスリッパが、最終日にはきれいに並んでいたりと、児童の成長には驚かされました。本会の特別事業を利用された児童の皆さんには、これから先も、ここで学んだ多くのことを忘れずに大きく成長していってほしいと願うばかりであります。
 最後に、本事業の開催にあたり、児童の見守りに協力してくださいました町民の皆様及びボランティアの皆様、並びに、快く見学を受け入れてくださった各施設の皆様には、厚く御礼申し上げます。

  【協力先一覧(順不同・敬称略)】

 明和東小学校

 明和西小学校

 明和町中央公民館

 明和町立図書館

 明和町ボーイスカウト団

 明和町ボランティア連絡協議会

 明和町つみき堂

 館林市観光協会

 城沼市民プール

 県立館林美術館

 ブルドックソース館林工場

 邑楽館林ミートセンター

 
社会福祉法人
 明和町社会福祉協議会

群馬県邑楽郡明和町新里311-3
TEL.0276-84-4013
 FAX.0276-84-4904

  1. 社会福祉を目的とする事業の企画及び実施
  2. 社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助
  3. 社会福祉を目的とする事業の企画及び実施目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成
  4. 社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業

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